四回生の冬。
長かった大学生活もあと少し。。。
ですが、終わらせなければいけない最後の敵が。。
そう、卒業論文!!
この形式的な儀式を通過するには
数十ページに及ぶレポート
を提出しなければならない人がほとんどではないかと思います。
もし単位を取ることで卒業できるなら
そちらも賢明な判断ではないかな、、
と終わってみて思います。
まあそのためには
コツコツまわりのみんなよりも多くのコマ数を取って
授業にでなければならないので、
少し気合いがいりますね。。。
文系の卒業論文なんて
「理系に比べればカスみたい」
と言われてしまえばそう!!
その通りかもしれません。。。( ;∀;)
ですが
やはりふつうのレポートよりは時間がかかってしまうので、
計画的に進めていくのがベターです。
なのでこの記事で伝えたいことは、
・3日で終わると思ってるやつ死ぬぞ!!
・コピペでいいと思ってるやつ死ぬぞ!!
・ワード初めてのやつ死ぬぞ!!
・けど本気出せば2週間でも終わるよ!!
ということです。
それではさっそく工程別に見ましょう!
・第一段階 テーマ決め
はい、もうさっそくですが、
ここが一番重要です!
もう一度言います。
ここがすべてです。
一番初めの段階で卒論になるべきテーマなのかを
しっかり調査をして、すらすら完成出来るイメージがつくかどうかが
このあとの全てにかかってきます。
よくある文系卒論キーワード
(ex 経済格差、社会保障、グローバル問題、オリンピックなど)
に関連したことをテーマにするのであれば、
たくさんの文献を見つけることができると思います。
しかし、マイナーなテーマや、
最新すぎるテーマ(貨幣史、ビットコインなど)を選んでしまうと、
チャレンジ精神は評価されるけれども
調査のしようがなく、
行き詰まってしまう確率が上がってしまいます。
今回の目的は調査ではなく、
卒論を終わらせることです。
調査に1年かかるとかのテーマは選ばないようにしましょう。
超長い論文を書いたことが無い人にとっては
その長さがまったくイメージ出来ないため、
2000文字の論文の超長い版でしょ?余裕!!
なんて なめてしまうと本当に進まなくなります。
僕がそうだったので間違いないです。笑
この時に分かっていなかったのですが、
大抵の文系の論文は
「本の要約」
がメインになってきます。
フィールドワークやアンケ―トを行うことはあっても、
理系のような難しい研究をメモしていく作業というのは
ほとんどの人が行わないので、やることは要約くらいなんですよね。
なので
まとめる文献が存在しない=書くことが減る
という事になり、途中で死亡してしまいます。
ありきたりな論文になるのが嫌な人は、
少し違う視点でのアプローチをしたらいいとおもいます。
それでも
まずは基礎的な情報が文献から読み取れるようなテーマにしておいた方が
あとから詰む事を回避できます。
・第二段階 読書
さあ、テーマが決まったらいよいよ理解していく段階です。
ここで気をつけたいのは、
「読みながら書いていくのは厳しい」
ということです。
すこしでも早く終わらしたいあまり
同時進行で読みながらまとめて書こうとしますよね??
私もしました。
が、
その部分全部ボツになりました。
なぜなら、
文章をつなげていくことができなくなって滅茶苦茶になってしまったから。
土台のできていない建物に柱を立てていくようなものなんです。
遠回りに感じるようですが、ある程度テーマについて理解を深めた状態で
枠組みを作ってしまったほうがミスは少なくなります。
急がば回れっていうやつです!!
・第三段階 書き始め
さて読書がある程度できて枠組が完成したあとは、
書き始めていきましょう。
読書をして大切だと思った部分に全て付箋を貼っておくといいでしょう。
ここではとにかく
ガンガン要約・解釈・発見をまとめていきましょう。
論文は
誰が見てもわかりやすいように書く。
ことがルールとしてあるらしいので
くどいくらいの説明になってしまってもいいかもしれません。
このときに引用部分はしっかりその都度注釈を打っていきましょう。
僕は後でまとめてやったんですが
クソほどめんどくさかったです。笑
おすすめはこんな付箋をペタペタつけていくことです。
色分けしたり、後で見てもわかりやすいようにしておくほうがいいでしょう!!
・第四段階 推敲
さああとはもう一息。
内容を削ったりたしたりしてみましょう。
課題で2000字程度の文章を書いた時でも
次の日に読み直してみると
誤字・脱字・誤変換が見つかると思います。
なので数万字書いたら絶対に間違いがあります。
そのへんを一日くらいかけて直してみたら完璧になると思います。
誤字脱字はある程度ワードがみつけてくれるのですが、
文脈の内容の間違いは見つけてくれないので
しっかり読み直して文脈を確認しておきましょう。
・最終段階 提出
さああとは提出です。
この辺は大学によって違うかもしれないので何とも言えないのですが、
教授のサインが必要だったりします。
しっかり連絡を取ってOKをもらったものを提出しましょう!!
教授によってはなかなか押してもらえないこともあるので、
ある程度進捗の報告をしておいて、
俺はちゃんとやってるぞ!
とアピールしておいた方が良いかもしれません。
最終審査、返却。
提出が終わったら、学部の中で審査が行われます。
とはいえ、ゼミの教授がたいてい見直してくれているので、
形式上の会議のことが多かったりするんではないかと思います。
ここまで行って不合格っていうことはなかなか無いとは思いますが、
返却されたあとでも、直して再提出すればしっかりOKがもらえますので、
絶望するのはまだ早いです。
提出までしたらたらもう卒業旅行の準備をがっつりしておきましょう。
ただ、
この審査が終わって、
卒論の返却日
というのがありますので、その日はしっかり学校に行けるようにしておきましょう。
まとめ
こんな感じが一連の卒業論文の取り組み方です。
一生に一度の大仕事でもあるので、しっかり取り組んだら面白いと思います。
あと、教授のサインは結構重要で、
ないと評価ももらえなかったりするので
普段からしっかりコミュニケーションを取りましょう。
大学生最後の時間を焦って過ごしたくないと思うので、
なるべく早めから取り組むことをお勧めします。
卒業旅行とか気が気じゃなくなってしまうのは嫌ですよね!
僕の場合は12月の初めに必死でやって、
書き始めてから2週間で完成させました。
本当に朝から晩まで部屋にこもって書いていたので、
作業量としては140時間くらいなのかな。
そのくらいのやれば大抵の卒論は完成するかと思うのですが、
2週間缶詰は精神的にもきつかったので、
もっと余裕をもってスタートしておいた方が絶対に良いです。
それでは皆様の検討を祈っております。
【追記】
下の本は、メンタリストのDaigoさんが書いた本なのですが、
集中力を上げるための方法が書いているので、
卒論を進める前に読んでおくといいです!
他にもスケジュール管理の方法の本などもあるので、
計画的に卒論を終わらせることができるようになるでしょう!
[…] 【文系】実際に卒論を2週間で終わらせた僕が教える書き方。 […]