どうもこんにちは、
エンジニア育成中のイケオです。
はじめに申し上げますが、
この記事には少し憎しみと苦しみが混ざっています。笑
というのも、
こんなに勉強に苦戦したのは高校の受験勉強以来だったからです。
あの頃の脳に比べて使っていなかった『記憶する部分』
が久しぶりにたたき起こされたかのような、
長い3カ月の戦いでした。。。
なので、ここにその戦いをここ記しておきます。
なんの試験かというと、
ORACLEブロンズになるための一つの試験
『12c SQL基礎(1Z0-061)』
という試験です。
簡単にいうとSQL文の読み取りの試験です。
問題は4択などの選択式問題なのですが、
その内容がなんといっても細かかったです。
SQLを一度でも触ったことがある人にとってはまだ解きやすいかもしれませんが、
まったくの初心者にはかなりハードルが高かったです。。。
ということで、
これからSQL基礎を受験する人(とくにSQLを使用した経験が0の人)は
かなり苦労する可能性があるので、心してかかってください。
そして、
今思う『なるべく効率の良い勉強方法』も載せておくので、
皆様の参考になれば幸いです!!
それでは行ってみましょう。
まずは勉強開始時の僕のスペックから。
僕がどのレベルのエンジニア知識があるのか。という部分から紹介しておきます。
まず現場経験が0、ということでSQL経験も0、
得意言語もまだないという完全未経験の状態でした。
本当に、
ORACLEとかMySQLとか聞いたことあるかも??
くらいのレベルだったので、時間がかかってしまったのは
必然だったのかもしれません。。
結局何回受けたの?
恥ずかしいのですが、
1回目 50%
2回目 61%
3回目 61%
4回目 82%(合格!!)
ということで4回も受けてしまいました。
幸い、再受験無料キャンペーン中だったので、
結局支払ったのは2回分の料金のみで耐えました。。
このシーズンでなければ6万円の出費になっていたと考えると
ゾッとします。
僕みたいにならないように
ある程度確実に解ける自信がついてから受けることをおすすめします。
勉強方法をまとめていきます
それでは、具体的に合格までに何をどうやって勉強したのか
説明していきます。
おおきく分けて行った勉強は以下の2個。
・参考書を読んで問題を解く。(2周)
・Ping-tを解きまくる(金メダルを2周)
です。
4回目落ちたら問題集を買ってやろうとしたのですが、
結局この2個を集中して行うだけで合格することができました。
・参考書を読んで問題を解く。(2周)
購入した参考書はこちら。
もうひとつ有名なので黒色の参考書があるのですが、
それは誤植が多いという口コミがあったので、こちらの白本を購入しました。
良い値段なのですが、これがあった方が
2個目で説明するPing-tの問題の理解スピードが確実にあがるので、
僕はこちらをまず2周読み切ることをおすすめします。
ポイントとしては、
『SQL文にはどんな働きをしてくれる文法があるのか』
をイメージしながら行うこと。
こまかい単語や問題の解き方はPing-tでイヤというほど行うので、
ここでは、
『へー、SQLってDBをごちゃごちゃする言語で、
SELECTとか副問い合わせとか、なんか色々出来るんだなー』
くらいのレベルに持っていきましょう。
ちなみに後半にある模試形式の問題は1度しか解いてません。
(解答の解説部分はしっかり読んでおいてたほうが、
Ping-tの解き方に慣れれるのでいいかも。)
ここまでしたらあとはPing-tです。
・Ping-tを解きまくる(金メダルを2周)
さっきからPing-tを連呼していますが、
そもそも読み方すらわからん!
ってなってる人もいるかもしれません。
ping-tは無料の学習サイトで、『ピーイングティー』
と読むそうです。
有料コンテンツもあるのですが、
SQL基礎に関しては完全無料で学習できます。
ふとっぱらすぎるので
ありがたく有効活用をしていきましょう。
使い方としては、
最強WEB問題集Oracle Master 12c Bronze SQL基礎(1Z0-061)
という項目の問題をひたすら解いていくのみ。
ログインをするとこのように分野別に問題があるので、
まずは分野ごとに解きまくりましょう。
知識が薄い段階で分野を混ぜてしまうと意味が分からな過ぎて
あきらめてしまいそうになるので、
ここからはコツコツ進めていきます。
1週目はめんどくさいですが、
しっかり解説部分を読んで理解を深めていきます。
解説部分に書いてあるSQL実行画面を見て、
どんな画面が作られるのか、ということがイメージできるようにしておきましょう。
ここで余裕がある人は実際に環境を作って
自分で動かしてしまったほうが速く覚えることが出来るかもしれません。
(僕はやらずに時間がかかってしまった感があります。。)
いったん全分野を金にしたら、
そのあとリセットしてもういちど全部を金にします。
この、全部の問題を金にしていくときなのですが、
何回解いても間違える問題が出てきます。
カンペキにしたい気持ちもあるのですが、
そこはもうある程度仕方がないので暗記をするくらいの気持ちで大丈夫です。
覚える時には問題の下にメモ機能があるので
そこにどんどんまとめておきましょう。
こんな感じでノートにざっくり書いていってもいいです。
2周金にすることで、
本番に出る問題85%くらいは解けるようになります。
ここまで来たらほぼ合格できるレベルになっています。
スケジュールとしては詰め込むとこんな感じです。
・参考書を2周読む
1週間で1周×2
・Ping-t
2週間で1周金にする×2
合計 6週間
ということで
未経験の状態から約1カ月ちょっとで
合格するレベルまで行くことが出来るかと思います。
試験問題を解くコツ
上の2つの勉強がしっかりできればほぼ合格まで来ているのですが、
より確実にするために試験の解き方を紹介しておきます。
ポイントは3つ
・時間に注意!
・レビューを活用する!
・問題と選択肢をしっかり読む!
時間に注意!
SQL12c基礎の試験時間は2時間75問。
意外と時間がありませんので、迷って考えていると
制限時間内に全問解けなくなってしまいます。
後ろの問題が難しいというわけではないので、
解ける問題から解いていきましょう。
レビューを活用する!
時間がなくてあとで考えたい問題があった時には
あとで戻ってこれるようにレビューというボタンがあります。
そこに☑を入れておくと、
いったん最後まで解き終わってからまたその問題に戻ってくることが出来ます。
確実に取れる問題を落とさないように、
時間がかかりそうと思ったらすぐにレビューに☑をいれて
他の問題に進みましょう。
僕はこの機能を4回目から活用しましたが、
最後に時間があまってゆっくり落ち着いて考えることが出来ました。
(最初から使っておけば。。。)
問題をしっかり読む!
当たり前の事なんですが、
問題をしっかり読みましょう。
この試験の問題なのですが、
もともとORACLEが英語ということもあり、
機械的に日本語訳された問題文が多いです。
なので、ん??となってしまうような問題もあるので
しっかりと文章を読んで汲み取ってあげましょう。
もし問題文が理解できなかったら、
選択肢に書いてあるSQL分を解析しましょう。
あきらかに文法が間違っているものを省いたら1つしか答えがなかった。
ということもあるので、
問題文をしっかり読みましょう。
あと、選択肢には似たような文章がならんでいるパターンが多いので、
ひとつずつ読み解くよりも
どこまでが同じで、どこが違うのか
を全体で見比べながら解いた方が良いです。
たとえばですが、
パッと見るとおなじSQL文がならんでいるのですが、
IN、=、IS NOT、ALL
みたいにWHERE句の一部が変わっているといった感じです。
ここだけみれば答えが出たりするので、ほかの部分を読み解く必要性が無くなり、
時間を節約できるという訳です。
あせって全部読んでしまいそうになるので、
落ち着いて全体をながめるようにしましょう。
がっつり覚えて挑むべし!
ここまでだらだらと書いてきましたが、
結論
何度も解いて、覚える
しかなさそうです。
とはいっても、
だらだらやっているとどんどんモチベーションが下がってしまうので、
1カ月~1カ月半くらいで仕留めてやる!!
くらいの気持ちで挑みましょう!
簡単でしょ!と思ってなめてかかるとかなりメンタルをやられて、
だらだらと勉強をしてしまい、
挙句の果てに3ヶ月もかかってしまう。(僕です)
というようにならないように、
みなさんはしっかり対策をしてテストに挑んでください!
勉強の参考になれば幸いです!
[…] オラクルブロンズ試験(12cSQL基礎)に3ヶ月苦戦して合格した方法をまとめた。どうもこんにちは、 エンジニア育成中のイケオです。 はじめに申し上げますが、 この記事には少し憎しみ […]