さよなら親知らず。。。。
ということで、ついに抜いてきました。親知らず。
備忘録として、
・入院に持っていったもの。
・入院中にあってよかったもの。
・入院のあれこれ。
抜歯後の口の調子を残しておきます。これから親知らずを抜く人の参考になれば幸いです!
始まりは定期検診から
そもそもの始まりなのですが、歯医者さんの定期検診で
と言われ、
根本的に解決するには親知らずを抜かないといけないとのことでした。
という感じでレントゲンを撮ってもらうと、
という流れで、大学病院で抜歯することになりました。
その日は紹介状を書いてもらって帰りました。
大学病院へ
そこから大学病院の予約ができたのが、約1ヶ月先で、7月の中旬に行くことができました。
という感じで、病院によって違うらしいのですが、
僕が言った大学病院では2本同時に抜く場合は2泊3日の入院がスタンダードらしかったので、予約しました。
色々な事情があって病室がかなり混んでいるらしく、手術日を最速で予約したのですが、それでも9月の2週目でした。
約2ヶ月先の予約だったので、今すぐに抜いてほしい人にとってはかなりしんどい期間になってしまいそうです。
そこからしばらくは病院にも行かず、検査前までは普通の日々を過ごしていました。
入院前検査
入院の2日前になって、PCRと胸部X線検診、歯のCT写真を受けました。コロナが流行する前はCTだけだったらしいのですが、最近はこの3つをセットで受けてもらうようにしているそうです。
PCR検査の結果は、陰性なら連絡なし、陽性ならその日の夜もしくは次の日の午前中に連絡する。と言われました。
PCRが初めてだったのでちょっと緊張していたのですが、連絡がなかったので無事陰性で入院ができました。
余談)お医者さんに聞いてみたら意外と陽性になる人は少ないみたいです。
2週間前から毎日体温を記録しなければいけないので、その時点で体温が高い人は勝手に検査に行って見つかっているそうです。
さて、いよいよ入院です。
入院1日目 午前10時 入院
当日は朝10時にチェックイン。
早速ベットへ案内されます。ここでこれから3日間を過ごします。
この時点で外出が禁止されます。(コロナ流行前は外出可能だったらしい)
入院1日目 午前12時〜 お昼ごはん 同意書
この日は、手術の同意書、麻酔の同意書、歯のクリーニングなどで終わりました。
どれもそんなに時間はかからないので、暇になる時間が結構あります。
なので、暇にならないようになにかしら準備をしていたほうがいいです。
僕はiPadを持っていっていたので退屈することはなかったです。
PCは部屋では使用禁止だったので、持って行ってもあんまり作業はできないかもしれません。
ごはんは何でもOKで、24時までは食べても大丈夫とのことでした。
僕はウイダーをメロンパンを持っていったのですが、しばらく奥歯で噛むのが難しくなるので、グミなどのおやつを持っていけばよかったなーと思いました。
術後の治りが早くなるように栄養のあるものを食べておくのもいい手かもしれません。
普段から大食いの人とかは、病院食だけでは物足りなく感じる人もいると思うので、しっかり食べ物は持っていきましょう。
1日目の昼ごはん
1日目の夜ご飯
ご飯は普通に美味しかったです。
入院1日目 午後22時 消灯
この日はそのまま眠りにつきました。
ここで必須アイテムの登場です。
耳栓は絶対に持っていきましょう。
個室でない限り、誰から人がいる可能性が高いので、音が気になったりします。
他の人のいびきでねれない・・・とならないように耳栓はお忘れなく。
しっかり寝れないと次の日に影響してしまうので、ここは大切なポイントです。
入院2日目 午前7時 起床
僕の手術は午前9時からスタートだったので、それに合わせて午前7時以降は水分をとってはいけませんでした。朝7時前に看護師さんが来てくれて、最後になにか飲むように言ってくれました。
入院2日目 午前9時 手術
着替えて自分で手術台へ
手術時間になったら、そのまま歩いて手術室へと向かいました。
手術台に寝転んだら、全身麻酔でそのまま眠りに付きました。
そのまま手術が行われ、うとうとしていたら、人の声が聞こえてきて、、、、、ハッと気づくとベットの上でした。
入院2日目 午前11時30 麻酔解除
意識がはっきりしてくると、
腕は点滴に繋がれていて、喉に大量の鼻水、少し血が混ざっている感じがしてとても不快でした。
下唇とベロが麻痺の影響で感覚がなかったのですが、歯の痛みはそれほどでした。
抜いた箇所がジンジンする感じで、麻酔がとけたら痛くなるのかなーと心配していましたが、それほど強烈な痛みはなかったです。これは個人差があるので、もしかしたら僕はラッキーな方だったのかもしれません。
入院2日目 午後14時 活動開始
2〜3時間立ってから歩けるようになって、まずおしっこをしました。
点滴で結構水分を補給していたので、わりとギリギリでした。笑
手術時間は2時間未満くらいだったので、尿道のカテーテルは不要でした。
もし手術中になにかがあって時間が長引く場合はカテーテルを挿入するらしいです。痛いと聞くので、今回はなくて耐えました。
そこからはひたすらぼーっとして、呼吸が落ち着くのを待っていました。
口の中の麻酔は3時間くらいでほぼとれて、唇と舌の感覚が戻りました。
糸で何箇所か縫っているため、奥歯の付近が引っ張られる感覚があります。
入院2日目 午後6時 夕食
手術日は晩ごはんだけ出たので、とりあえず噛まずに飲み込みました。
食べるのがしんどい人は点滴で済ましたりするそうなのですが、僕は全部食べきれました。
この日はお風呂はなしです。ひたすら寝て、朝まで寝まくりました。
こんなに寝たのは久しぶりだったので、普段の寝不足も解消されてよかったです。
入院3日目 午前7時 起床
次の日起きたら両方のほっぺたが腫れていました。
一般的にも手術当日より翌日以降のほうがはれるみたいです。
触ると硬い感じでちょっと痛かったのでそっとしておきました。
入院3日目 午前10時 検診 退院
朝ごはんが出て、最後に検診で消毒だけしてもらい、10時に退院しました。
家に帰ってからはお粥を食べました。
両方の奥歯周りが縫われているので、口はあまり開かず、鈍痛がずっとありました。
この日はおかゆとすこしのおかずを食べてすぐに寝ました。
そこからはとくに大きなトラブルもなく、おとなしく1週間を過ごしていました。
食べるのはかなり大変だったので、食欲はけっこう減っていました。
退院後9日目 抜糸
退院してからしばらくして、抜糸を行いに再度病院に行きました。
抜糸は麻酔もなく行われるのですが、そのまま糸を切られました。これが結構チクチクして痛かったです。
経過は良好だったらしいのですが、右だけ食べかすが溜まっていたらしく水で洗い流す処置をしてもらいました。
ただ、抜糸のあと3日〜4日腫れてズキズキしていました。糸のせいで食べ物もひっかかりやすいので、できるだけ傷口はきれいにしておくことをおすすめします。(あまり触りすぎるのは良くないので、やさしく手入れし他方がいいと思います。)
退院後 約2週間 普通の生活へ!
退院してから2週間、やっと痛みもなくなり、ご飯も気にせず食べれるようになりました。
うごかした時に若干違和感はあるのですが、そのくらいであとは何も問題なく生活ができています。
硬いものをたべても、お肉を食べても痛むことがないレベルになって、割と激しめの運動もできるようになりました。ただ先生が言っていたのは、
ということでした。顎にパンチなどをもらうと普段よりも骨折しやすい状態になっているようなので、衝撃のあるスポーツは気をつけたほうがいいと思います。
あと、まだ奥歯の間のすきまが開いているので、しっかりと歯磨きはしましょう!
ジェットウォッシャーの一番弱いパワーを当てると米のカスとかが出てくるので、毎日しないとかなり雑菌が繁殖しそうなので注意したいと思います。
ジェットウォッシャーが無い人は注射器みたいな器具で水をだして洗い流せるようなので、歯医者で相談してみるといいかもしれないです。
気になる費用は?
値段なのですが、トータルの費用は
・レントゲンなど検査3回 10000円
・入院前検査5000円
・入院代5万5000円
合計 約7万円
レントゲンなど検査3回 10000円、入院前検査5000円、入院代5万5000円で7万円ほどでした。割といい値段しています。
費用は振り込みとかカードでも対応していたりするので、病院で確認しておくといいです。
わりと歯磨きが大変
歯磨きですが、もちろん抜いた場所は磨けません。下手に触ってしまうと傷口が開いて、ドライソケットというめちゃくちゃ痛い状態になってしまうそうなので、慎重に手前までを磨きました。
3〜4日経つと部分用歯磨きでギリギリを攻めてみがいても平気になりました。傷口は怖いので、触れずに磨いておきました。抜歯したあとは口臭が気になったりするのですが、それはしかたないことなので、マスクをするなどして生活しておきましょう。
電動歯ブラシならゴシゴシ動かさなくていいので手前のギリギリまで細かく磨くことができました。意外なところで電動歯ブラシが役に立って良かったです。
まとめ 親知らず結構大変かも。。。
今回2本同時に親知らずを抜いたのですが、結構しんどかったです。
ただ、1本1本やったとしたら、この痛みが2回もあると考えたら、いっきに抜いてしまって正解でした。
それに加えて全員麻酔で抜いたので、音の恐怖や、抜くときの想定外の痛みなどを感じることなく歯が抜けました。
以上で親知らず抜歯の体験談でした。
なにか入院などで質問がありましたらコメントにてお待ちしております!
(注 あくまで個人のケースなので、参考程度になれば幸いです!)