今回のテーマは
「洋楽を聞き流してリスニング力は上がるのか?」
です。
ちまたでは聞き流し学習が増えている中で
音楽でも同じようにきいていたら
英語が出来るようになるんじゃないか?
と思いますよね。
しかし!!!
先に結論を述べておくと
音楽の聞き流し学習は出来ない
です。というか
効率が悪すぎて勉強のためのツールにするべきではないと思います。
その理由をあげました。
なぜできないのか?
映画との違い
以前映画を見て学習する方法を載せました。
以下参照
このように映画は聞き流していても
映像がヒントとなって
場面を予想できますよね?
しかし音楽では映像がありません、それ以上に、字幕もありません。
ただ単純に聞き流すには情報が少なすぎて
ほとんど内容が理解できないと思います。
というかTOEIC850点を超えている私でも聞くだけでは理解できません。笑
なので、なかなかの上級でないと
学習には向いていませんね。
(おまけ)ジャンル対抗聞き取りやすさ
それでも聞きながら勉強したい!
というチャレンジャーな方に
しいて言うなら聞き取りやすい音楽ジャンルを教えておきます。
それは、
スローテンポのバラードで特に恋愛の曲です。
なぜなら
バラードで伝えたいメッセージはだいたい万国共通
あなたが恋しい(I miss you)です。笑
シンプルですね。笑
なので非常に内容としてはわかりやすいです。
かつ、スローなので音がとても聞き取りやすいと思います。
逆にRockをイメージして頂ければわかると思いますが、
早いし意味わからないし
ほとんど何を言っているのかわからないですね。笑
これも私が伝えたい事なのですが
日本語の曲でも聞き取れないものなんてたくさんあるという点です。
普通の教科書には載っていない口語表現
若者同士の会話
など
ビジネスやTOEICなどの試験勉強には向かない言いまわしのものが多いです。
こっちが本当の英語だ!
と思われる方もいると思いますが、まずは基礎から練習しましょう。
歌詞を見て勉強はアリ
ただ、そんな洋楽も
歌詞を見ながら聞く
のは有効な手段だと思います。
なぜなら、歌詞を目で追いながら
音の繋がりを勉強できるからです。
例を出すと
・I would ➡ I’d
・I have➡ I’ve
など省略している部分が確認でき、その音を聞き取れるようになるからです。
最初はとても苦労すると思うのですが、
こういう省略の音は聞きまくれば慣れてきます。
この部分でI’veと言っているんだなー
とか意識しながら聞くのはリスニング力向上に繋がります。
ということで、洋楽を聞くことは
練習にならないこともないが、あまり意味がない
という結論になりました。
じゃあ何を聞けばいい??
有料のものは高いし・・・
という方に朗報です。
Podcastはご存知でしょうか?
APPLEのデバイスを持っている方のみになるのですが、
無料ラジオのようなものです。
日本人が配信している英会話Podcast(バイリンガルニュース)など
を聞いてみるのをお勧めします。
これについてはまたほかの記事で紹介したいと思います。
まとめ
音楽は楽しむのがいちばん。
勉強を意識しすぎて大好きなものが嫌いになってしまわないようにしてくださいね。
ということで
洋楽での学習は、
・本当の歌詞の意味を理解する。
・音の繋がりを知る。
という二点を聞くついでにしてみる
くらいの気持ちでいましょう!