これから留学をする人にとって
家をどうするのか
大きな問題ですよね。
スタンダードな方法は
大きく分けて選択肢は二つ。
寮かホームステイ
になります。
僕自身はアメリカでホームステイを8か月(家変更あり)でしていたのですが、
寮にいた人達のリアルな声もまとめて、
両方のメリット・デメリットをまとめてみました。
結論からいいますと、
どちらにも良い所と悪い所がある。
ということです。
なんだよ、きれいにまとめやがって!
と思われるかもしれませんが、
本当にどちらにも良い所と悪いところがあります。
たとえてみると
一軒家かマンションのどちらがいいのか?
という質問に似ていると思います。
その中でもどちらかを選択するとなると
僕自身はホームステイをおすすめします。
理由は簡単。
学べる英語の質が高いから。
本当にそれだけの理由なのですが、
これは僕が行った語学学校の場合です。
これからポイントを紹介していきますので、
どちらにするのかを決める時の判断基準にして欲しいです。
ホームステイ編
まずはホームステイ側です。
簡単にいうと、ホームステイは運の要素が強いです。
それで片づけてしまうことも出来るんですが、
以下の点に関しては大体のホームステイで保証されていることです。
・メリット
1.英語が聞ける
これは一番大きなポイントです。
特に語学留学になると、
ネイティブの英語を聞く時間がとても大切になってきます。
寮生活だと、だいたいが違う国の人達と住むことになるのですが、
ホームステイだとネイティブの可能性が圧倒的に高いです。
たまにフィリピン人とか、メキシコ人とかの家もあるので、
そうなった場合は家をチェンジした方が良い時もありますが、
それでも寮にいる生徒の英語のレベルよりもはるかに高い英語に触れることが出来ます。
学校では習わないリアルな会話を毎日することになるので、
リスニングもスピーキングも上達することが出来ます。
2.文化を体験できる
これも大きなポイントで、現地である独自の風習にそのまま触れることが出来ます。
アメリカだとハロウィンとか、クリスマスとかに加えて
キリスト教のイベントがあったりもします。
そういったことを体験できるのはなかなか無いので、
経験としては非常に価値の高いものを得ることが出来ると思います。
かなり特殊なもので僕が体験したので、
軍人の葬式
とかもあります。
よくドラマである、空に銃を撃つのとかも見ました。(笑)
これは今でも記憶に残っているいい経験だと思います。
今までの文化と違うものに触れる時間が多くなるので
自分の価値観も大きく広がる可能性が高いです(^^)
3.個人のスペースがある
ホームステイの場合はたいてい自分の部屋がもらえます。
テレビが付いていたり、設備が整っていたりする場合もあります。
寮だと基本二人部屋になるので、
一人の時間が欲しい人はホームステイの方が良いと思います。
デメリット
通学しないといけない
結構ここが重要なのですが、
寮は大体語学学校のすぐ近くにあるので、10分もあれば通うことが出来ます。
しかし、ホームステイは人によってさまざま。
平均的には40分~1時間くらいの距離から通っている人が多かったです。
僕も1つ目の家から学校までバスで往復3時間くらいだったので、
かなりしんどかったです。
ここに関しては、現地で交渉して近い家に行くことも出来るのですが、
家の空き状況がすべてなので、
近い家が空いていないと、寮に行くしか通学時間を縮める方法がなかったりします。
家族次第
これも大きなポイントです。
家族によってルールも生活リズムも全く違う
ということは行く前に覚悟しておいたほうがいいと思います。
ホームステイでは、
原則家族ルールに従う
と決まっているので、
日本でしていたような習慣が禁止になったりすることもあります。
食器をシンクに溜めるとかのような、癖は嫌がられることがあるので注意しましょう。
たまにルームメイトがいる
地域やタイミングによっては
ホームステイでも二人で一部屋の場合があります。
二人一部屋になった場合、
自分の時間が確保しにくくなります。
同じ部屋に男が二人いてもむさくるしいし、
集中できないし、
結局部屋ではなにもはかどらなくなったります。
僕は一時期エチオピアかどこかのおっさんと一緒に住むことになって、
クサいしいびきうるさいし雑だし、
一瞬で部屋を変えました。
それ以来はずっと1人部屋で生活していたのですが、
あの時のストレスは忘れません。(笑)
寮のメリット・デメリット
学校まで近い
寮は大抵学校から30分以内の場所にあります。
なので、ホームステイと違って
通学時間が運任せで決まることがないです。
学校から近いところに住めるので、
途中で出席率が落ちたり、
寝坊で遅刻をすることが減ります。
海外の友達が増える
寮の形もいろいろあるのですが、
さまざまな国の人が同じ建物で住むことになります。
しかも共用スペースで集まることになるので、
たくさんの外国人との交流があります。
学校が終わっても一緒に行動することが増えるので、
必然的にさまざまな人との交流が増えます。
これは将来的に大きな資産になると思うので、
寮の大きなメリットだと思います。
食堂がある
ホームステイでは家庭ごとにご飯があるのに対して、
寮では食堂で好きなものを購入できるというメリットがあります。
ご飯の時間を伝えなくてもいいし、
自分の好きなものを好きなだけ食べることが出来ます。
あとは、ミールカードといって、
一日三食(二食もある)の食事券をもらえるので、
昼ごはんも持ってこなくて良いです。
ご飯の準備が全くないので
ホームステイの人よりも荷物がすくなかったです。
デメリット
同じ国の人が固まりやすい
寮では、部屋には違う国籍の人が入ることがほとんどなのですが、
共同スペースでは同じ国の人が集まっていることが多いです。
特に南米の人たちはだいたいスペイン語を話せるので、
集まって騒いでいることが多かったです。
日本人もわりと固まっていたりしたので、
誘いの断りにくさは寮の方がありそうです。
年代でも20歳前後の人が多いので、
騒がしさもなかなかのものです。
料金が高い
場合によって違うかったりはするのですが、
寮の方が値段は高いことが多いです。
理由としては、
ミールカードや建物の維持管理費などで、
ホームステイよりコストが高いからです。
金額でいうと月に2~3万円違ってくるので、
トータルで見ると30万円近く増えることになります。
まとめると
まとめると、
自分が良いなと思ったほうに行くのがいい。
ということです。
というのも、ランダムではなくて
例えば、
「わいわい騒がしくみんなと仲良くなりたい!」
と思えば寮が向いているし、
「現地の文化に触れて、家族のような存在を作りたい!」
と思うならホームステイの方が向いています。
というように、
自分の目的にマッチしそうな方を選んだ方が有意義な留学生活を
送ることが出来るでしょう。
なにかもっと詳しく知りたい!ということがあれば
ぜひコメントでご相談ください!
最後まで読んでくださってありがとうございました!