働き方

ベンチャーに「やりがい」はあるのか。結局すべて自分次第です!

こんにちは、イケオです。

今回はベンチャーの事情第2段です。
前回の記事では、給料についてお話しましたが、
今回は「やりがい」について話していきます。

ベンチャー企業あるあるなのが、
企業のホームページなどに
「裁量権を持って働ける!」とか
「25歳で幹部になれる」とか
とにかく入ったらすぐに活躍できる!

という言葉が書かれているイメージがありませんか?

大手に入ると歯車のように働かされるけど
ベンチャーに入ると主体的に行動が出来るようになる
という風に聞こえますよね。
(僕もそう思っていました。)

この言葉、結論から言うと
「誰でもそうなれるわけじゃない」
ということです。

この、ベンチャーが持っている『やりがい』の正体と
『働き方』の良いところ悪いところについて
書いていきたいと思います。

まずは良いところから。

自分で考えて行動できる

まずはこれは本当にそうです。
研修はいきなり実践で、
社会人の基本的な仕事のルールを知っていればなんとかなる、
くらいの勢いで始まります。

ですが、そのあとは常に
自分で考えて行動することが求められます。
これが実際のところ慣れないうちはかなりのストレスです。笑

教育方針は「習うより慣れよ」

基本的にベンチャー企業では
きちんとした研修がないと思います。

大手でいう研修三か月みたいなのがまるごと無いので、
エレベーターのマナーとか、名刺の渡し方とか、電話の対応とか
全部実践で覚えました。笑

このように、とにかくすぐに実践ベースでものごとが進んでいきます。

スピード感をもって働きたい人にとっては良い環境です。

仕事を取りに行けばもらえる

ベンチャーに入って本当に思うのが、
「仕事は降ってこない」
ということです。

年功序列ではないので、
仕事が出来る人はどんどん仕事を取っていきます。

逆に、そこそこで仕事をしてる人には、
そこそこの量の仕事しかもらえません。

このあたりはシビアで、
仕事の取り方を知っている中途採用の人などが
バンバン活躍していたりします。

社長との距離もメガベンチャーでない限り
けっこう近いので、
いろいろな提案も出来る環境があります。

ご飯とかも普通に行けるので、
その時に仕事の交渉をしたり出来ます。

ここからはデメリットの紹介です。

人数が少ないからやることが多い

基本的に成長しているベンチャーは人手が足りていません。

というのも、無限に仕事が増えるからで、
効率化をしつつなんとか現状の人数でやりくりしている場合が多いです。

なので、事業が成長しているのに人が増えないと
仕事がどんどん溜まっていきます。

本当に楽しくて一生仕事が出来る人ならうれしいことですが、
僕の場合生活を圧迫されるのが絶えれないので、
もしそうなったらうれしくないです。

仕事を取りすぎると残業が多くなる

1つ目の延長なのですが、
できる人には仕事が降ってきますが、
場合によってはその量がとてつもなかったりします。

僕はまだ経験していませんが、
仕事が出来る先輩で、参加必須の会議が多すぎて
気付いたら1日が終わっている、、
みたいになって身動きが取れない人がいます。

そういうのを見ていると、
ベンチャーでやりがいをもって働く
とは。。。?

って思ってしまうこともあります。
結局本当に企業のミッションのために動いている人が何人いるのか
がベンチャー企業の価値を表してそうです。

考え方によってはちょっと宗教チック

2つ目のところで「ミッション」という言葉を使いました。

これは企業理念とも言われて、
「何のためにこの企業があるのか」
をひとことくらいであらわしているものです。

大手の企業だと、大きすぎてミッションがふわっとしていますが、
ベンチャーだとこのミッションのもとに集まった人が働いていたりします。

このミッション、原動力になるのはいいのですが、
すべての行動がミッションにつながっていないといけない。
みたいになってくるとちょっと宗教チックになります。

さらに良くないのは、
その価値観を人に押し付けるようになった企業です。

ミッションを達成するには手段も方法も選ぶな!
という意思を押し付けだすと、かなり働き方がブラックになっていきます。

自分を犠牲にして働き続けることに
何のメリットがあるのか僕にはまだわかりません。

このミッションですが、
本当に共感できるものだった場合、
会社としての一体感が出てかなり仕事がやりやすいと感じます。

なんのために今の仕事をしているのか、が明確になれば
働くことも楽しくなるんではないでしょうか。

まとめ

ベンチャーの良いところと悪いところを書きましたが、
結局どの企業に行っても大事なのは、
「その環境で自分が何を得たいのか」ということです。

自分が何を得たいのか
なんてなかなかわかるものでは無いのですが、
定期的に「自分がこの会社で何を得たのか」
を確認し続けるといいかもしれません。

この時にあ、何も得れてないな。
と思ったらそれは転職のタイミングでしょう。

このスパンは3年くらいという人もいれば3カ月という人もいますので、
ただしい時期に関しては何とも言えません。笑

僕は1年くらいで、その次の年に見える期待値を考えて
やめるか続けるかを考えるべきなのかなーと思っています。

結論仕事は
「やるかやらないか」
でしかありません。

べつにやりたくないならやらなくてもいいし、
やりたいならやるべきです。

ベンチャーで仕事を取りに行ける人間って
結局大手でも活躍する人だと思います。

なので、ベンチャーにいけば「裁量権」がもらえる
と思ってしまっては「裁量権をくれないじゃないか!!」
と後悔すると思います。

大手から「やりがい」だけを求めてベンチャーにいくのは
はっきり言って「危険」です。

転職先で本当にやりたいことが出来る環境なのか、
今辞めたいと思っている悩みの種が消えるのか、はしっかり考えましょう。
そして、これから伸びていく産業かどうかも見極める必要があります。

これがベンチャー1年目の実態だ!給与公開しちゃうよ。 へ返信する コメントをキャンセル

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